毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

労基署は見ている かも

数週間前に突然労基署が訪問してきて、書類をそろえておいてください。揃ったところで再度訪問しますから、連絡をください。と言っていたのですが、その再度の訪問が終わりました。

指導されないように心がけていますが、知らないで指導されてしまった項目。

1、退職についての決まり事は重要事項なので、入社の時に開示していなければダメ。しかも規程を渡すだけではなく、第XX条第XX項に書いている。と言うところまで開示することが必要。
内定通知書と一緒に就業規程一式を渡すことはしていないので、方法としては 1)内定通知書に就業規程の第XX条第XX項に退職時の決まりが書いていると表記する。にゅすやと同時に規程を渡すので、入社と同時に開示したことになる。 2)入社時のオリエンテーションでその部分を詳細に説明する のどちらかになるらしい。1)で対応してみようと思います。

2、タイムシートは自己申告制の場合、本来は客観的な方法でその申告を確認できることが必要。
ソフトウェアの導入などコストがかかるのですよね。まー、100%の義務ではなく、確認したという証拠の保存義務もあるわけではないようなので、できることが何か確認・検討することになりました。

3、管理監督者でも始業と終業の時間を申告させることが必要。
これは残業手当の問題と言うより、新しい働き方改革の法制度で、健康管理が必要となったので、いくら残業手当が支給されないとは言え、例えば朝7時から夜10時まで、毎日毎日働いていたら、月120時間の時間外労働となり、長期的に働くことが難しいレベルになるので、それを把握して、産業医の健康管理の面談をさせるためなのだそうです。マネージャーともなれば、長時間労働は自分が仕事ができないからだ。ととらえる人もいますので、正直に申告することがあまりないのが現実ですが、これも奨励はしても実行に移せるかどうかは難しいです。

ということで、大きな指導項目は無かったです。ホッとしました。