毎日の職場にセンスオブワンダー

外資系企業で働く女子の気づきをつらつらと書きます。

簿記の英語、税務の英語

本社に会計処理(記帳の仕方)を確認するときに、英語で何というか困ることがあります。

例)借方:前払費用 10,000 貸方:現金 10,000

と言うのを文章でなんと書くか。日本語だと、
借方に前払費用で10,000円、貸方に現金で10,000円
借方は前払費用勘定に10,000円、貸方は現金勘定に10,000円
くらいしか言いかが無いような気もしますが、
Google翻訳にそのまま日本語を入れて翻訳させてみると、
*Post debits to prepaid expenses account in the amount of 10,000 yen and credits to cash account in the amount of 10,000 yen
*Record a debit of 10,000 yen in the prepaid expenses account and a credit of 10,000 yen in the cash account
*Post 10,000 yen in prepaid expenses to the debit and 10,000 yen in cash to the credit
*Record 10,000 yen in prepaid expenses in the debit and 10,000 yen in cash in the credit
とこんな感じになります。何回も in が使われて何となく理屈っぽい。

英語の会計・簿記のページそのものを探してみると、下記の通りで、一回も in という単語は使われなくて、とてもシンプルになります。
*The journal entry debits 10,000 to prepaid expenses and credits 10,000 to cash
*It records an adjusting journal entry to debit prepaid expenses for 10,000 and credit cash for 10,000.

ここからが税務の英語です。

日本には税務通信という税務関係の定期雑誌があって、その中に「税務の英語」というコーナーがありました(今まで見ていなかった。。。)。そこに「基本通達」とは「Basic Circular」であると書かれてありました。

Basicはいいとして、ここでCircularが通常は回覧とかの意味なのですが、通達を表す英語になっていたのが、へぇー。でした。基本通達というのは、本来は省庁の内部規定だからですね。内部規定とは言え、法令の解釈指針であり、実務に欠かせない指針がたくさん書いてあります。今度税務処理の説明を本社から求められたら、Basic Circularによると、、、と使ってみようと思います。

ちなみにBasic CircularをGoogle翻訳に入力してみると、ベーシックサーキュラーとなりました。AI翻訳はあくまでもAIが文例をたくさん吸収して学んだ結果ですので、簿記や税務の英語はまだまだ文例があまりなくて苦手なのでしょう。