外資系での昇進は男女の差はあるか

外資系会社で昇進の機会に男女の差があるかという問題は、どこまでも根強く残っていると思いますが、外資系では全く無いとは言えませんが、日本よりは圧倒的に少ないです。

私が間接部門で仕事をしているからかもしれませんが、間接部門は会社の売上と利益を上げるためのサポートをする役割が大きく、法令や各種規則に沿うための制度・規程作成やその管理の役割が重要となりますので、女性でも昇進の機会は多いと思います。ある一定の成果を出せれば、性別の差は無いです。

一方、営業責任者や社長などのトップマネジメントとなると業界の知識、経験のみではなく、社外のトップ同士の社交や商談も必要で、相手は男性であることが多い男性社会ですので、その中で成果を出すのは別のスキルと能力が必要になります。

加えて女性はやはり出産休暇、育児休暇、復帰後の時短勤務などを合わせると、昇進するためにその方個人のタイムマネジメント能力、業務遂行能力は他の人と比較すると高くないと昇進は難しいと思います。

私は子供がいませんので、ある意味自分の効率の悪さや時々ある会社の無理難題にも長時間労働でカバーできますが、お子さんが居て会社の要職を務めている方は本当にタフだと思います。

ママさん社員には、本当に頑張って欲しいです。まず育児・家事との両立が大変でも、辞めずに継続して働いてほしいです。そしてお子さんが少し手が離れた時に、それまでの経験を活かして仕事への比重を高めてよりギアアップをして欲しいです。